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トラックバースとは?種類と課題別の改善方法を解説

トラックバースの種類

トラックバースの種類には、大別して高床式倉庫と、低床式倉庫があります。

高床式倉庫(高床バース)

高床式倉庫は名称の通り、倉庫の床全体がトラックの荷台に合わせた高さを備えています。
それぞれ収納品の種類に適したメリットが存在するので、使い分けが重要です。

メリット

  • 床が荷台と同じ高さを持つことから、荷物を地面におろさず、ノンステップで搬出入できるため、作業効率が良いです
  • 倉庫の床と、屋外の地面の間の高さが、砂やごみの混入を防ぎます。衛生環境が一段と求められる食品用倉庫などに必須の環境です。

デメリット

  • 低層式倉庫から造り変える場合、倉庫全体を底上げする分、建築費用が掛かります。
  • 倉庫と屋外の高低差により、倉庫内にトラックやフォークリフトを乗り入れることが困難です。

低床式倉庫(低床バース)

屋外とトラックバースに段差がなく、地続きである倉庫を低床式倉庫と呼びます。

メリット

  • 屋外と倉庫間に段差がないため、フォークリフトや荷車などを利用した搬出入が可能です。
  • 高床式に比べると建築費が抑えられる分、料金が安価なことが多いです。
  • トラックバースと屋外に段差がないことから、倉庫内にトラックを直接乗り入れることが可能です。雨天の際、運搬品を濡らすことなく搬出入が可能です。

デメリット

  • 高床式倉庫と比較すると屋外の地面と直結しているため、砂やほこりなどのゴミが屋外から混入しやすいです。
  • 倉庫床の高さがトラックの荷台より低い分、一旦荷物を下ろす必要があるため、搬出入のプロセスが増えます。

トラックバースが抱えている課題

前のトラックが搬出入作業を完了するまでの待機時間を「荷待ち時間」と呼びます。

トラックバースは倉庫に隣接しているため、面積あたりに用意できるバースが物理的に限られます。大きな工事や、商戦時期など、繁忙期にはトラックが行列を作ることも珍しくなく「荷待ち時間」も長時間に渡ります。そのためトラックが入りきらず、周辺道路に渋滞が発生することも多く、近隣トラブルの可能性と隣り合わせです。

また「荷待ち時間」が延びることは、ドライバーの長時間労働に繋がり、ドライバーの労務コストの増加や人材不足、敷いては流通業界の劣化を招くことが懸念されています。

「荷待ち時間」の問題は、倉庫管理者だけでなく、ドライバーや運送会社、近隣住民、倉庫会社など取り巻く人々にとって無視できない負担と言えるでしょう。

抱えている課題に対しての改善方法

近年様々な業界にて通信技術やAI、IoTの活用が盛んです。流通業界も最先端技術を導入することで、前述の「荷待ち時間」問題にも、本腰を入れた解決を目指しています。

予約受付システムが導入された倉庫を利用する

トラックバース待機問題の原因のひとつはドライバーがバースに到着するまで、待ち時間を把握できないことです。倉庫の待ち時間を知り得ないドライバーが混雑を避けるべく、早めに倉庫に到着することで、返って渋滞を招くことが知られていました。

「予約受付システム」を導入することは、一定の時間帯に搬出入できる車両を前もって予約することで、車両の集中を防ぎます。

それによりドライバーも安心して定刻に合わせた運転ができ、渋滞の解消にも繋がります。さらに様々な流通コストの削減に繋がることも期待されています。

また国土交通省と業界団体でも「予約受付システム」の導入によるトラックバース問題の解決をガイドラインで定めており、まさに官民一体で予約システムの導入に取り組んでいるといえます。

ドライバーと連携しやすい配車管理システムを導入する

「配車管理システム」は車載GPSの活用により車両の管理化を進めることで、「予約受付システム」より一層、合理的な配送を構築するシステムです。

「予約受付システム」は倉庫側が運営の中核となるシステムですが、「配車管理システム」は運送会社もシステムの運営において、大きな役割を果たしている点が特徴と言えるでしょう。
「予約受付サービス」は前もって車両を登録することで、トラックバースの「荷待ち」車両を絞るシステムでした。「配車管理システム」はリアルタイムに混み具合を端末を通してドライバーや運送会社に通知することで、倉庫の「空いている時間」を有効活用した運用が可能になります。

「予約受付システム」の効果はトラックバースの混み具合を緩和するだけに留まりますが、「配車管理システム」は待機中の車両を減らすことで、無駄なコストを削減して、さらに合理性を追及することができます。

また「配車管理システム」の機種によっては運転ルートを指示する機能もあり、渋滞を避けることで、周辺道路への配慮や、事故の防止にも効果が期待できます。

「配車管理システム」は近年の「脇見運転」防止のため、運送情報は電話ではなくメッセージ式が一般的です。
費用面では、シガーソケットに接続する後付け式端末やスマートフォンのアプリを活用したシステムも充実してきており、車両改造を必要としません。

そして低価格クラウドサービスも参入したことから、コスト面で「配車管理システム」の導入に及び腰であった中小事業者にもハードルが下がりつつあると言えるでしょう。

合理的な物流を目指して最先端のトラックバースを考える

前述の「予約受付システム」や「配車管理システム」を導入しても、「荷待ち時間」を完全に防ぐことは困難です。

しかし「東京流通センター物流ビル新A棟」は最寄り駅周辺が倉庫群で構成されているため、仮に長時間の「荷待ち時間」が発生しても近隣トラブルが起こりにくいです。
また2023年8月に竣工した物流ビル新A棟は通常のランプ型物流施設が277坪/台(貸付面積/バース)であるのに対して72坪/台のTC型に特化した設計となっております。
「荷持ち時間」にも配慮されている点はアピールポイントとなります。

さらにコンビニエンスストアや各飲食店などの商業施設や、コインシャワーなどドライバーを初めとした就労者に働きやすい環境を備えることで、「荷待ち時間」のストレスを軽減する取り組みがなされています。

東京流通センター新A棟は東京都心・羽田空港に近接、首都高速羽田線「平和島」出入口まで約1kmの場所に構えるマルチテナント型物流施設です。作業スペースの拡大と輸送効率アップが可能となります。
東京流通センター物流ビル新A棟を一度ご覧ください。

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