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トラックバースの種類には、大別して高床式倉庫と、低床式倉庫があります。
高床式倉庫は名称の通り、倉庫の床全体がトラックの荷台に合わせた高さを備えています。
それぞれ収納品の種類に適したメリットが存在するので、使い分けが重要です。
屋外とトラックバースに段差がなく、地続きである倉庫を低床式倉庫と呼びます。
前のトラックが搬出入作業を完了するまでの待機時間を「荷待ち時間」と呼びます。
トラックバースは倉庫に隣接しているため、面積あたりに用意できるバースが物理的に限られます。大きな工事や、商戦時期など、繁忙期にはトラックが行列を作ることも珍しくなく「荷待ち時間」も長時間に渡ります。そのためトラックが入りきらず、周辺道路に渋滞が発生することも多く、近隣トラブルの可能性と隣り合わせです。
また「荷待ち時間」が延びることは、ドライバーの長時間労働に繋がり、ドライバーの労務コストの増加や人材不足、敷いては流通業界の劣化を招くことが懸念されています。
「荷待ち時間」の問題は、倉庫管理者だけでなく、ドライバーや運送会社、近隣住民、倉庫会社など取り巻く人々にとって無視できない負担と言えるでしょう。
近年様々な業界にて通信技術やAI、IoTの活用が盛んです。流通業界も最先端技術を導入することで、前述の「荷待ち時間」問題にも、本腰を入れた解決を目指しています。
トラックバース待機問題の原因のひとつはドライバーがバースに到着するまで、待ち時間を把握できないことです。倉庫の待ち時間を知り得ないドライバーが混雑を避けるべく、早めに倉庫に到着することで、返って渋滞を招くことが知られていました。
「予約受付システム」を導入することは、一定の時間帯に搬出入できる車両を前もって予約することで、車両の集中を防ぎます。
それによりドライバーも安心して定刻に合わせた運転ができ、渋滞の解消にも繋がります。さらに様々な流通コストの削減に繋がることも期待されています。
また国土交通省と業界団体でも「予約受付システム」の導入によるトラックバース問題の解決をガイドラインで定めており、まさに官民一体で予約システムの導入に取り組んでいるといえます。
「配車管理システム」は車載GPSの活用により車両の管理化を進めることで、「予約受付システム」より一層、合理的な配送を構築するシステムです。
「予約受付システム」は倉庫側が運営の中核となるシステムですが、「配車管理システム」は運送会社もシステムの運営において、大きな役割を果たしている点が特徴と言えるでしょう。
「予約受付サービス」は前もって車両を登録することで、トラックバースの「荷待ち」車両を絞るシステムでした。「配車管理システム」はリアルタイムに混み具合を端末を通してドライバーや運送会社に通知することで、倉庫の「空いている時間」を有効活用した運用が可能になります。
「予約受付システム」の効果はトラックバースの混み具合を緩和するだけに留まりますが、「配車管理システム」は待機中の車両を減らすことで、無駄なコストを削減して、さらに合理性を追及することができます。
また「配車管理システム」の機種によっては運転ルートを指示する機能もあり、渋滞を避けることで、周辺道路への配慮や、事故の防止にも効果が期待できます。
「配車管理システム」は近年の「脇見運転」防止のため、運送情報は電話ではなくメッセージ式が一般的です。
費用面では、シガーソケットに接続する後付け式端末やスマートフォンのアプリを活用したシステムも充実してきており、車両改造を必要としません。
そして低価格クラウドサービスも参入したことから、コスト面で「配車管理システム」の導入に及び腰であった中小事業者にもハードルが下がりつつあると言えるでしょう。
前述の「予約受付システム」や「配車管理システム」を導入しても、「荷待ち時間」を完全に防ぐことは困難です。
しかし「東京流通センター物流ビル新A棟」は最寄り駅周辺が倉庫群で構成されているため、仮に長時間の「荷待ち時間」が発生しても近隣トラブルが起こりにくいです。
また2023年8月に竣工した物流ビル新A棟は通常のランプ型物流施設が277坪/台(貸付面積/バース)であるのに対して72坪/台のTC型に特化した設計となっております。
「荷持ち時間」にも配慮されている点はアピールポイントとなります。
さらにコンビニエンスストアや各飲食店などの商業施設や、コインシャワーなどドライバーを初めとした就労者に働きやすい環境を備えることで、「荷待ち時間」のストレスを軽減する取り組みがなされています。
東京流通センター新A棟は東京都心・羽田空港に近接、首都高速羽田線「平和島」出入口まで約1kmの場所に構えるマルチテナント型物流施設です。作業スペースの拡大と輸送効率アップが可能となります。
東京流通センター物流ビル新A棟を一度ご覧ください。